すべての成功した起業家が通過する9つのステージ

   

みなさん、こんにちは。

アメリカの起業家向けサイトに面白い記事があったので翻訳してみました。
素人の翻訳なので細かい誤訳はご勘弁を。わからないところはところどころ意訳しています。
日本での起業でも同様のことがいえると思います。

起業に失敗したあとのステージについても書かれているのがいいですね。
一度目の起業で成功する人なんて少ないのですから。
新たなステージについても肯定的に書かれている点がアメリカっぽくて良いですね。
ご参考に。

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New Growth by davetoaster

すべての成功した起業家が通過する9つのステージ

少し後ろずさりして"起業する"ということについて観察してみると、成功のためのたった一つの秘策やプロセスなどというものは存在しないことがはっきりする。
実際、他人が組んだゲームプランに従って動いてみると、すぐに、他人にあてはまったことが必ずしもあなたにあてはまるわけではないことが明らかになるだろう。
それは"起業する"ということにおいてごく自然なことである。

しかしながら、あなたの固有の(起業)プロセスの真ん中に立ってみると、すべての成功した起業家が似たような経験をしているという事実を発見し、
あなたはほっとするかもしれない。

起業のステージ

起業するということは、人生に似て、いくつかのステージに分けられる。
他の人より苦労する人はいるかもしれないが、すべての成功した起業家は下記のどこかのステージにいるというのが真実である。
起業したての人がキャリアを形成する上で、今まで自分がどこにいてこれからどこに向かおうとしているのかを楽しんで観察しながら、
状況を観察してみることはとても役に立つことだろう。

それでは、起業家が通るという9つのステージを見てみよう。

1. 誰か他の人のために働く

いつだって100万ドルのビジネスを作り上げた子供の起業家やドロップアウトした学生の話などを耳にするかもしれない。
しかし、そういったものはルール上、例外である。99%の状況下では、起業家はまずは自分自身のビジネスを立ち上げる前に、
他の誰かのために働くところからキャリアをスタートしているのである。

もしあなたが起業家としてこの初期のステージにいるとしても苛立つ必要はない。
他の誰かのために働くということはとてもすばらしくまた必要性を実感するような学びのチャンスをもたらすのである。
その理由を少し書いてみよう。

-専門性が身につけられる
ビジネスを立ち上げると5人、10人、あるいは50人以上の従業員をマネジメントする機会も出てくることもあるかもしれない。
しかし、こうした状況になると、外界のノイズをシャットダウンしてあなた自身のスキルを磨いたり、その予定を確保するような時間はほとんど取れなくなる。
だが、誰かのために働いているのであれば、自分のための時間を取ることができる。
何かを学んだり成長したりするという点において、とても価値のあるステージになるのである。

-リーダーシップについての学びがある
誰かのもとで働いていると、新しい学びが得られる。
「誰か他の人の引導の元で働いて、後ろに座ったり近くで観察したりするという経験は、
書籍からは得られないリーダーシップについての発見をもたらしてくれる」とマーケッターのDaria Shualyは言っている。
これを体験学習と呼ぶこともできるが、体験をしないと学び得ないことである。

-従業員についての理解が得られる
もしあなたがビジネスオーナーやリーダーとしての人生しか理解できないのであれば、あなたはあなたの従業員と正しく接することはできないだろう。
すべてのビジネスオーナーは従業員がどういう人間であるか、また何が従業員たちを動かすのかを理解する必要がある。
これを行う唯一の方法は、彼らと同じ靴を履いて立ってみることである。
従業員として、あなたはなぜ従業員がそう感じるのか、なぜそう行動するのか、なぜそのように働くのかについて多く学べる。
これは長いスパンでみるとかけがえのない財産となる。

と見てきたように、誰かのために働くということには、たくさんの異なるメリットがある。
これらの時期を忌み嫌うのではなく、感謝することを覚えよう。
時期が経てばこうしたレッスンはとても意義があったと気がつくだろう。

2. スキルセットを持つ

他の会社のために数社で働き、後半の方の会社になると、または少なくとも適切な昇進の機会が得られたのであれば、
あなたは専門性を磨くことになる。例えば、あなたはマーケティングアシスタントといった名称で一般的に呼ばれるようなキャリアを歩むことになる。
それに応じた責任も伴ってくるが、あなたは急速にあなたの肩書きに専門性をもたせるようなスキルセットを持ち始める。
マーケティングアシスタントにも関わらず、最後には、ソーシャルメディアコンテンツを用いたマーケティングディレクターや広告発注まで行っているかもしれない。

重要そうに聞こえる名称かどうかは別として、こういった新しい肩書きは、あなたが何かに集中し、何かについて上手になったということを示している。
多種多様なことについて幅広い知識を持っていることの方がビジネス上、よいことのように思えるかもしれないが、現実的には、
起業家は何かひとつのことに精通し、それを武器に戦っていくべきなのである。

なぜならば、ビジネスを立ち上げれば他のことについてはいつでも誰かを雇うことができる。
あなたのビジネスが明らかに価値を持っている側面について考慮しながら、あなたはその道の権威者になる必要があるのである。

3. ニーズを理解する

あなたは、専門性をもち、仕事の一面をコントロールしながら、起業のステージに入っていくことになる。
その時には、あなたの携わる産業のニーズや弱みなども理解している。
あなたは、ソーシャルメディアマーケティングの様々な事例を用いながら、あなたの会社のPPC広告戦略より費用対効果にすぐれたFacebook広告のプラットフォームのなかにチャンスを見出すかもしれない。

時が経つにつれ、あなたは他のプラットフォームにも同様のチャンスがあることと気づき、他のビジネスをもカバーするようなツールの開発についてのアイデアをブレインストーミングすることになるかもしれない。

4. 方向転換をする(Pivotする)

あなたが(ビジネス上の)ニーズに気がつき、弱み、その解決策、アイデアを理解すはじめると、あなたは自分が興味深い分岐点にいることに気がつく。
あなたは今の道をそのまま歩き、気持ちの良い昇進をし続けることもできるし、道から分岐し、あなたが身につけたスキルを元に自分自身のビジネスを始めることもできる。
これが、方向転換(pivot)ステージである。

方向転換(pivot)ステージは起業家によって色々と異なるように見えるが、どの起業家も何かしらの方向転換(pivot)を経験している。
そして、それが起こった時はとても記憶に残りやすいものとなる。

Albert Scaglione氏を例に取ってみよう。
彼は世界最大のアートディーラーのファウンダーであるが、前職は教師だった。
Huffington Post紙に対して彼はこう言っている。
「本を捨てて、アートギャラリーを開こう。(と思った時のことは、自分のキャリア形成の中でもとても記憶に残っている)
決定的だったのは、こう口にした時だった。これは自分の新しいキャリアになる。私は青い空を見上げた。良いことが起きている気がした。
そして、私は、学問の世界での11年と博士号を投げ捨てる決断した。まるで禁断症状のように実行した。
住宅ローンを組んだばかりでそれが動き出したばかりだったというのに!」

すべての起業家の方向転換(pivot)ステージがこのように突然起こるわけではないだろう。
しかし、それぞれの起業家が何かしらこういう経験をしている。

こうした方向転換(pivot)の機会をうまく利用することはパックの残り物から遠ざかり成功する道である。

5. ローンチする(始める)

さあ、ローンチステージである。
多くの起業家がキャリアパスについて議論する時に、このステージについて語りたがるが、実際には、前段階のステージがたくさんあるということは理解できたと思う。
まあ、そうは言ったものの、ローンチステージがやはり最重要ということには変わらないのだが。

「あなたは何をすべきかまだ明確でないかもしれないが、まだ存在しない何かを始めるというのは自然なことである」
デジタルマーケティングの会社、TrepointのファウンダーでありCEOであるBill Carmodyは述べている。
「あなたが一歩を踏み出すとき、あなたはビジネスの世界での自立をさがし始め、他の人があなたのミッションや理念に参加する機会を創造しているのである。」

ローンチをしながら、あなたは興奮と吐き気を催すだろう。
心配する必要はない ーこれはすべて自然なことである。
大事なことは前に進み続けることである。
なぜならこのステージをぬけ出すと成長のスリルを味わうことができるからである。

6. 成長する

もしあなたが新生児の誕生のような初めての起業(ローンチ)を経験したのであれば、次のステージは赤ちゃんが子供になり、ティーンエイジャーになり、
最終的に大人になるというステージである。
あなたのビジネスがどのくらい成功するかにもよるが、この成長ステージは、1年や5年、あるいは何十年かかることになる。

Carmodyは言っている。
「"生き残り"がこのステージでのゲームの名前である。」
これは正しいことであるが、成長には健全な冒険や自信なども同時に含まれる。
あなたはこのステージであらゆることに備えてとても幅広い感情を経験することになる。

7. 移る(Moving On)

多くの起業家がリタイアするまで一つのビジネスを構築し運営することに幸せを見出すのに対して、
アイデアを形にすることや成長することを楽しむ起業家もいる。
こうした連続起業家は、最終的には移るというステージに達する。
これはビジネスを売却するという形を取る。

最初の事業を売却するというのは、とても感情を揺さぶるものであり、ストレスフルであり、また怖いものである。
子どもを初めて大学に通わせるということに似ているかもしれない。
ご存知のように、子どもはそこにい続けて、あなたは好きなときに会うこともできるが、コントールする権利はすでに失っており、
違う道を進んでいるのである。

これは理想的なシナリオであるが、あなたのビジネスが失敗することもある。
このケースでは、あなたは強制的に移らざるを得ず、頼りにできる大金の小切手も失うことになる。
これはとてもストレスフルであり、また同じくらい移る(Moving on)ための体力も必要とする。

「ビジネスを失うことはとてもつらいことです。でもそれは世界の終わりではありません。」
マーケティングの経営者であるPratik Dholakiyaは言っている。
「あなたの失敗を悲しむ時間や場所が必要です。でも、その時、あなたの中にまだ戦う気持ちが残っていることを忘れてはいけません。
立ち直りましょう、なぜなら世界は変化しており、またあなたも変化しているからです。」

8. 新たなことを始める

この起業のステージは多くの点でよく知られている。
あなたの前の事業が失敗したとしても、あるいは、その事業を投資家に売却したとしても、
また新鮮な気持ちで新たに事業を始める時がきたのである。
あなたが何年か前に経験したローンチステージに似ていると感じるかもしれないが、新たな視点もまたそこに加わっているのである。

あなたは既にビジネスの世界において、誰かのために働くことも、その誰かになることも両方経験している。
そして、どう動くべきかについてもよくわかっている。

新たに始めるときのキーポイントは、あなたを失敗に導いたミスを取り除き、過去の経験を支配することである。
あなたがほとんどの起業家と同様であれば、あなたの2つ目のあるいは、3つ目、4つ目のビジネスアイデアは
初めてのものよりずっと成功しやすいのだから。

9. 他の誰かに教える(Mentorになる)

あなたのキャリアの後半では、あるいはあなたが経済的に成功すれば、起業には、単にビジネスを成長させたりお金を稼ぐことより
他に多くのことがあることに気がつくだろう。
あなたは、他の人の夢を実現することを手助けすることも同じくらいパワフルであると結論づけるだろう。
(そして、正直にいうと、それそのものの権利より儲かる可能性もあるのだ)

このステージでは、あなたは、あなたの回りの起業家たちが成功するためのスキルを身につけるようにメンターとなる。
ワントゥーワンでメンタリングを行うこともあるし、あるいは講演を行ったり、本を書いたり、教室を開いたりと。
人によってやり方は異なる。

それぞれの起業ステージを楽しむ

起業家それぞれ人生が異なるように基準となる形は存在しないのだが、みな同じ経験を楽しみ、似たような道を歩んでいるのは確かである。
あなたがもし十分に長いゲームの中にいるのであれば、あなたもきっとこの9つのステージのどこかを歩いていることだろう。

これらのステージがどのように構成されているかを理解することで、あなたは、
あなたに待ち受けている起業のクレイジーな世界に対するちょっとした知見を持つことができるだろう。

原文:

Small Business TREND
9 Stages Every Successful Entrepreneur Goes Through

 - 海外起業ニュース